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去る人、戻る人

雑記

すごく好きだったブログが削除されてしまっていた。理由はさっぱりわからないけど、よくブログを消してしまいたくなる瞬間があると書いていたのを覚えている。一度もコメントをしたことはないし、多分僕のブログを読んだことすらなかっただろうけど、その人のブログの内容や考え方が好きだった。ただ、すごく生きづらそうな人だと思った。だからこそ惹かれたのかもしれない。彼は悩み、苦しんでいた。みんな本当にこんなに生きづらいのだろうか、と。その苦しみを赤裸々につづった彼のブログは何故だかすごく魅力にあふれていた。しかし僕は何の反応もせず、彼のブログを黙って読んでいた。こちらが何かしらのアクションを起こせば、それだけで何かの引き金になりそうなほど繊細な人に見えた。そして今、多分だけど彼は名前を変えて復活するだろうと心のどこかで思っているのだ。


ネット上の別れは永遠だ。ネット上から姿を消してしまえば、それは永久に姿を消したこととなり、生存の確認も出来やしない。さらに、存在していたことさえ否定される。だからこそ、残された側は虚しさだけが残る。そしてその虚しさをぶつける相手も解消する方法もない。恋人との別れか、それとも死別と言えるだろうか。リアル上での別れとは似てるようで似ていない。不謹慎かもしれないが、深く関わっていなくてよかったと思った。ただでさえ煩わしい人間関係を、ネット上に持ち込みたくなかった。深入りして傷つくくらいなら、最初から近づかなければいい。そんな保守的な考えをネットには抱いている。僕は一度、ブログを読んでいるという報告を思わぬ方向から多数受けて、ブログを消してしまったことがある。そして今、名前を変えて復活している。僕は薄情だろうか。ならば、何故僕はブログなんか書いているんだろう。答えはうすうす気付いている。でもそれをはっきり認識してしまえば、再びブログを消してしまいたくなる衝動に駆られるだろう。本当はもっと恥ずかしいことを書き残したい。今はただギリギリの自制心で止めているだけであって、時間が経てばこのブログ自体も急に恥ずかしくなって消してしまいそうだ。