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潜水服は蝶の夢を見る/her 世界でひとつの彼女/ウルフ・オブ・ウォールストリート 映画感想

最近観た映画の感想ををまとめて。

まとめて書くときは辛口になってしまいがち。

でも面白かったから備忘録として書いている。

ネタバレあり。

 

潜水服は蝶の夢を見る (2007)

    監督:ジュリアン・シュナーベル

 脚本:ロナルド・ハーウッド

 出演:マチュー・アマルリック/エマニュエル・セニエ/マリ=ジョゼ・クローズ

 

IMDbサイトの評価が8.0/10.0、さらに歴代映画TOP250に入っている高評価映画ですが、なにぶんそのサイトをあまり信用していないので、期待半分で観ました。面白いとか面白くないとかというよりも、そういう次元の話ではないのかなぁというのが正直なところ。

 

雑誌『ELLE』の編集長が閉じ込め症候群の状態になってしまい、まばたきの動きのみで自伝を書いていくというお話。邦画のタイトルが詩的で美しく、気に入ってしまったのですが、閉じ込め症候群のことを底深い海に漂う潜水服にたとえて、蝶のように地上に羽ばたくことを夢見るという、もの悲しい想いのつまったタイトルなのでした。かくいう私も、幼いころに骨折で安静にしていた期間は、当たり前のようにしていた「歩く」行為が出来ず、走る夢を毎晩のようにみていた記憶があります。

 

主人公の目線がそのままカメラの動きとなっており、考えていることからも、人間の本能が垣間見えます。その姿は可哀想な障碍者ではなく年齢相応の男性そのもので、変に暗い気持ちにならず真向から主人公を捉えているような感覚でした。看病している方も、仕事でやっているとはいえ当たり前のように続けていて素敵だと思ったけど、こういう感想を抱くのも変かな、とも思った。

 

her 世界でひとつの彼女 (2013)

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AI(人工知能)と恋に落ちていく設定は大変面白かったけど、恋愛モノというよりも、個人的にはコメディだった。今観ている海外ドラマの『ブラック・ミラー』にこんな話あったよ。んでこの話をそのまま逆輸入できると思う。

 

最後にAIが賢くなりすぎて、主人公にとある告白をしたときは爆笑してしまった。爆笑しながら、これ笑いどころじゃないなぁと思ったんですけど、こういうことが待ち構えているのが未来だよな、となりました。

 

邦題にサブタイトルとして『世界にひとつの彼女』とあって、これって身体をもたないAIのことだと思ってたんですけど、ポスターには元妻といちゃいちゃしているところが抜かれていて、これもまた笑いどころのひとつではないか!と思いました(配給会社の陰謀的な)。それとも自分がただ思い違いをしていて、世界にひとつの彼女ってこの人のことなのか?

 

 ウルフ・オブ・ウォールストリート (2013)

ウルフ・オブ・ウォールストリート [DVD]

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金と女と酒と薬の話。一人の実在する人物のお話というのが凄く価値のあることだと思います。脚色されているとはいえ、最初から最後までつくづくフィクションみたい。金を持ったからといって幸せになるとは限らない、良く言えばハングリー精神で昇りつめた男の話。"ファック"を言った数でギネスに載ったというのも凄くいいお話だと思います。

 

レオナルド・ディカプリオの演技がものすごくいいんですけど、スピルバーグ監督の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』が好きすぎて、あの世界のお話にも見えたのでやはりあの映画は名作です。