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ダウントン・アビー/Downton Abbey シーズン2感想

ドラマ

 

  製作者・脚本:ジュリアン・フェロウズ

  製作国:イギリス

  出演者:ヒュー・ボネヴィル/マギー・スミス/ミシェル・ドッカリー/ダン・スティーヴンス/他

 

朝の澄んだ空気のただようシーズン1から打ってかわって、シーズン2は希望と絶望の入り混じる夜明け前のような空気が流れていた。暗い時代に貴族も使用人も以前のように優雅なままにはいかず、時代に翻弄される毎日を送っている。それを象徴するように、ダウントン・アビーが"貴族の館"から"負傷兵の病棟"となった。

 

激動の9話だったので食い入るように見入ってしまった。それにしても、脚本家は視聴者をヤキモキさせるのが上手い。葬式があれば、結婚式が挙げられる。絶望と希望が代わる代わる襲ってくるシーズンでした。

 

登場人物がさらに増えていくのだが、それぞれ性格や特徴がものすごくわかりやすく振り分けられている。そのせいか、目で語るシーンがシーズン1に比べて数多くあったように感じる。だからと言って登場人物の考えていることがわかりにくいということはなく、それぞれ何を考えているのか大体想像がつくのがまた面白いところでもある。特にコーラは必要以上に語らず目で語る場面が多くあったように思うのだが、母から子への愛を大いに感じられた。

 

ウィリアムの悲劇は本当に悲しくなってしまうのだが、デイジーの立場を考えるとまた胸が痛む。さらにアドバイスをしていたパットモアの気持ちを考えると、二人のことを子供のように可愛がっていた人物でもあるのでまた胸が痛くなってしまうのだ。

 

ウィリアムの最後の願望であるデイジーとの結婚や、マシューの婚約者リビリアの遺言だったり、死に間際のメッセージが放つ効果は大きい。彼らの言葉でデイジーやマシューの生活をがらりと大きく変えてしまったように、彼らの死は無駄死にではなくきちんと弔われている。

 

イーディスはまたしても不器用な恋しかできず、玉砕ばかり。彼女が目をかけた男性はことごとく不幸になっているような気がするのは気のせいだろうか。彼女も心優しい女性に変わったのでいつか報われてほしい。謎の負傷兵は結局本物だったのだろうか。

 

 

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