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Documentary of AKB48 to be continued ‐10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?- (2011) 映画感想

映画

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 監督:寒竹ゆり

 企画:秋元康

 製作総指揮:岩井俊二

 

乃木坂に続いてAKBのドキュメンタリー映画を鑑賞。AKBというよりも、「製作総指揮:岩井俊二」という文字につられて。AKB関連のドキュメンタリーは数々ありますが、観るのはこれが初めて。5年前に撮られたものなので、AKB全盛期の時代だったのか、懐かしい場面もありました。何よりメンバーが豪華という感じさえする。AKBを象徴するようなメンバーが出演しているのですが、冷静に考えると半分くらいのメンバーは未だに現役で活躍しているので世代交代したのだなと感じる。それが成功か失敗か、ファンではない自分には判断しかねる。

 

普段の劇場の様子とインタビュー映像が代わる代わる映り、ファンにはたまらないようなものなのでしょうが、全体的に変哲のない映像でした。ぎょっとするような出来事も発言もなく、自然のままの彼女たちを知るという意味ではこれでいいのだろう。彼女たちの青春は汗と涙。汗と涙でドロドロになった様子が何度も使われて、これぞ青春だなぁと。

 

岩井俊二河西智美板野友美のようなギャルは好きではないのだろうと画面から伝わってくる。河西智美はどうみてもインタビュー中の照明がひどいのか、肌が荒れているのが見え見えで板野友美はと言うとバクバクご飯を食べながらのインタビュー。他のメンバーは女優ライトが当てられているような綺麗な映像なのに。

 

この二人に対して、岩井俊二から好かれてるなぁと思ったのが北原里英。彼女の映像だけ確実に浮いているのだ。岩井俊二の映画「四月物語」のワンシーンと言ってもいいような、儚げな少女性を演出している。赤い傘、赤いレインブーツ、古本屋、切ないピアノの音楽。彼女のパートだけはどこを切りとっても岩井俊二の映画の中である。岩井監督は儚い少女を撮るために生まれてきた人なので(違う)、北原里英は"大人の女になりつつある少女"、とちょうどいい少女だったのではないだろうか。そういう意味では河西智美板野友美はすでに"女"である。

 

allisfulloflove.hatenablog.jp

 

篠田麻里子がやけに大人びた意見というか、AKBを俯瞰している人物というような印象を受けた。前田敦子は画面に映るだけで特別。別格。何故だろう。あまり好きではないのに、やはり彼女は特別感がある。

 

あと、よく語り継がれている伝説の「たかみな具合悪いんだから、ふざけんじゃねーぞ!」という名台詞が収録されています。たかみなが総監督として倒れてしまった際に、大島優子が代わりに後輩を叱責するシーンであり、前後を見れば何てことないのに、ここだけが切り取られてしまってヤンキーのイメージがついているらしい。

 

特に推しメンはいないのですが、野呂佳代がAKBにいるのが面白くてついつい目で追ってしまうメンバーでもありました。大島優子に怒られているのも野呂佳代らしい。野呂佳代はアイドルよりも芸人に向いている。当時もお笑い系だったのだろうか、このドキュメンタリーを見る限りそういう雰囲気がする。今の活躍を誰が予測できでいたのだろうか。

 

最後にそれぞれ10年後の自分を語っているのですが、指原や何人かのメンバーはきっともう叶えてしまっている。それだけで何だかまぶしい。

 

 

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