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徳山大五郎を誰が殺したか? 最終回 ドラマ感想

欅坂46 ドラマ

欅坂46主演の連続ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』がとうとう最終回を迎えた。アイドルものと侮っていたら意表を突かれ、毎週驚くような展開に翻弄されてしまった。とは言っても2話~4話は物語が動かず、単調な展開が続いたので視聴をやめてしまおうかと思っていた。毎週面白かったら1話ずつ感想を書こうとも思っていただけに、最初の方で脱落してしまった人も少なからずいるのではないだろうか。

 

このドラマがサスペンスや推理モノといっていいのか、推理させる隙はあまりなかったと個人的に思う。それよりもブラックコメディという側面が強く、とにかく彼女たちの掛け合いと成長と、想定外の展開を楽しむドラマだった。

 

最終回を観て語らずにはいられないのは、ぺーちゃん/ベリカこと渡辺梨加の演技である。べりかと言えばポンコツ・天然というレッテルの貼られている最年長の欅坂メンバーで、そんな彼女が最終回で見せた迫真の演技に、全視聴者が面食らったのではないだろうか。バラエティでは急に振られると黙り込んでしまう彼女だが、セリフがちゃんと用意されて練習を積めばある程度のことは出来てしまうことが証明された。以前から、誰よりも練習熱心という話を聞いたことがあるので今回もきっと相当練習をしたのだと思うと胸が熱くなるばかりです。

 

それで結局、犯人は存在せず徳山の病死だったわけですが、まるで犯人かのように扱われていた佐藤詩織がシロだったり、伏線とミスリードがふんだんにあって見事に騙されてしまった。伏線は撒き散らすだけ撒き散らして全部回収できていないだろうし、何にも解決してないまま終わってしまったわけですが、特に文句はありません。

 

しかしあの終わり方は一体どういうことなんだろう。続編があるのか、はたまた彼女たちの悪夢は永遠に終わらない、というホラー映画にありがちなエンドなのか。徳山の死体をキャンプファイアーで燃やしてしまったあたり、やはりこのドラマは最初から最後までブラックだったようですが。志田の言葉を借りるなら、「クソオチ!」

 

それにしてもあれだけの登場人物にしてはみんなにスポットライトが当たっていてファンとしてはとても嬉しい。そして演技も皆上手いので、あまり違和感を覚えることはなかった。いや、でも気になる人は数人いたかな。

 

監督いわく、中島哲也監督の『告白』を意識した作りになっているようで、そういう意味では成功しているように感じる。特に何かに似ているとは思わなかったけど、言われてみれば似ているかも、くらい。米さんの個人PVが同監督の『渇き。』にどことなく似ているあたり、欅坂46中島哲也監督と相性がよさそうなのでいつか共演するのを見てみたい。

 

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