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キャビン (2013) 映画感想

映画

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監督:ドリュー・ゴダード

脚本:ドリュー・ゴダード / ジョス・ウェドン

出演:クリステン・コノリー / クリム・ヘムズワース / アンナ・ハッチソン

 

ホラー映画の集大成のようなホラー映画、キャビン。コメディとアクションも加わっている。ホラー映画ではありがちな設定とありがちな登場人物しか出てこないのだがホラーが苦手な人でも観ることが出来る。というか、あまり怖くない。賛否両論のようだがホラー映画を普段見ない自分にとっては面白かった。以下ネタバレあり。(でも予告編はもっとネタバレしている。)

 

「友達になるわけないだろ」と言いたくなるくらい性格も容姿もバラバラの男女混合グループが、夏休みを利用して山小屋に旅行に行く、という二番煎じというレベルではなくホラー映画の教科書にしてもいいような導入である。山小屋に向かう途中の人里離れたガソリンスタンドでは不吉なことを言うおじさんが現れたり、いつの間にか扉の開いている地下室への階段を発見してしまったり。しかもその地下室には古い日記が置いてあり、何やら惨劇の様子が記されている・・・。と、ありがちな展開が続くのだがこの映画はそのありがちな設定を逆手にとっている。実は男女の行動は別室で全てモニタリングされており、全てシナリオ通りに進んでいるのだ。しかも彼らの行動を賭けて楽しむ白衣の男たち。その光景はさながらトゥルーマン・ショーのようであり、惨劇を傍らに楽しむ彼らの方がぞっとする瞬間もある。モニターの存在によって一気にホラーとしての怖さはなくなってしまうのだが、これから何が起こるのか、そしてなぜそのようなことが行われているのかということに注目がいく。ちなみにその実験はアメリカだけでなく世界各国で行われているので日本をライバル視しているような会話が多くあった。日本人は休暇を取らないから失敗はしないらしい。

 

前半は研究者たちによってシナリオ通りに進んでいくのだが、後半からモニターに気付いた主人公たちのとある行動から急展開が始まる。この後半戦がホラー映画の集大成となっており、"キャビン"の本当の意味を知ることとなる。ホラー映画のファンだったらおそらくいろんなところにちりばめられたキャラクターたちに気が付くのだろうが、私はあまり気が付けなかった。詳しかったらニヤニヤしながら観るんじゃないかな。

 

予告編がどこまでネタバレしてあるのか確認してみたら、大事な部分をかなり見せていたので驚いた。あれじゃあほとんど展開を読めてしまって面白さが半減しそう。