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小さな恋のメロディ (1971) 映画感想

 

小さな恋のメロディ [Blu-ray]

 

監督:アラン・パーカー

音楽:ビージーズ

出演者:マーク・レスタートレイシー・ハイドジャック・ワイルド

 

ジュブナイル映画という単語を最近になって知ったのだが、二度と訪れない少年期を切り取った映画は傑作が多いように感じる。最近みた海外ドラマ「ストレンジャー・シングス」も主人公は少年であり、それも「スタンド・バイ・ミー」や「E.T」のオマージュが満載である。同じ体験をしたことはなくとも何故か懐かしい気持ちになり、自分の子供時代を懐古して重ねてしまうものだ。

 

小さな恋のメロディ」は初恋の心の奥をくしゅくしゅするような恋物語である。未だに名作映画と言われており、映画を観たことがなくてもBee Geesの音楽を一度は聞いたことがある人が多いと思う。ちょっと前まで土曜日の朝から放送していた「知っとこ!世界の朝ご飯」という番組で流れる音楽だ。あの番組の圧倒的朝の感じと新婚カップルの台本臭いセリフとどう考えてもそれ朝ご飯じゃないだろ、という感じが一度もぶれず大好きだった。あそこで使われている音楽が「小さな恋のメロディ」だというのをこの映画を観るまで知らなかったので人生の答え合わせをしているみたいだった。

 

名作と言われるのはどんなところだろう、とワクワクして観たのだが特にこれと言って圧倒されるような映画ではなかった。しかもうけたのは日本だけで製作国のイギリスやアメリカではそんなにうけなかったらしい。1970年代の映画ということで海外の子供の純愛が日本で真新しかったのか、今となっては"普通"という感じがする。ただ建物や車など当時の雰囲気を楽しめる映画だとは思う。トレイシー・ハイドの二つ結びや、マーク・レスタージャック・ワイルドの伸びすぎた髪型は物凄くオシャレだ。そして子供が子供の目線で大人に対抗して屈しないという姿勢からは子どもの純真な気持ちを思い出させてくれる。初恋を成功させるって夢みたいだ。おそらく子供時代に観ていたら凄く好きになっていただろう。