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欅坂46「世界には愛しかない」 MV

欅坂46のセカンドシングル「世界には愛しかない」のMVが公開された。「サイレントマジョリティ―」の出来があまりにもよく、セカンドのハードルが上がっていたが特にレベルが下がったという感じはない。むしろ出来は同じく良くてこれからの彼女たちにますます期待できる。楽曲レベルが高いだけでなくMVの世界観やダンスもかっこよくポエトリーリーディングが浮くことなく馴染んでいる。アイドルらしからぬ曲だが爽やかさや力強さを感じるので普段のギャップもあり「サイレントマジョリティ―」同様インパクトがある。

 

メンバーのカメラの映りについてはフォーメーションの関係で3rdはほとんど映っていない。2ndはポエトリーリーディングの3人だけよく映っている。フロントの5人も平手ちゃんが中心であとの4人は今泉がよく映り他の3人は同じくらい。全員選抜のため全員映るのは厳しいのだろうが偏りがある。ただ平手ちゃんを入り口に欅坂ファンになる人が多いと思うので「平手」の絶対的センターの演出は完璧だった。平手ちゃんの演技レベルがどれくらいなのかはわからないが目の動かし方が色っぽくて中学生にはとても思えない。

 

サビではメンバーが北海道の大地を駆け巡っている。一人一人の間隔が広い上にドローン撮影で広さを強調している。そこ以外は教室や体育館の密集したダンスだったので対比になっている。教室から抜け出して今泉と鈴本が橋の上を全力疾走してるのはすごく「青春」っぽい。2番の傘のダンスはまたテイストが変わって凄くいい。ライブでは1番までしかやらないのでぜひ2番までやってほしい。

 

このMVは見れば見るほどストーリーがありそうでいろいろ妄想ができる。鈴本と志田と男の三角関係だったり、今泉と鈴本を見つめる平手ちゃんだったり、いつも空を見つめてるベリカだったり、悲しげな表情を浮かべるベリサだったり。何回見ても面白い。

 

映像はあまり詳しくないが草原のシーンは色彩をだいぶいじっているらしい。草原も空も実際はあんなに青々としていないらしいが特に違和感はなかった。他に気になったのは光と影の使われ方。映像自体にエフェクトがかかっているのはなんとなく感じたが自然光を大事に使っているように感じる。外は太陽光がいっぱいだが室内では基本的に光と影が共存している。室内での外からの光が影を生んで映像として美しい仕上がりになっている。そもそも光と影はアイドルにとって(個人的に)魅力的な部分になるものだ。キラキラしているだけのアイドルよりも、どこか陰を感じるアイドルに惹かれる。平手ちゃんも何重にもあるキラキラしたフィルターの向こうに陰がある気がする。他にもずーみんやゆいぽんからそういうものを感じる。